コンセントの数と位置は超重要!
コンセントはあとで増やせないので多めに設置しよう
注文住宅を建てる際には外観や壁紙、照明器具といったデザイン(見た目)に関するものに意識がいきがちですが、意外と重要で失敗・後悔している人が多いのが「コンセント」。コンセントは「あとで増やすことが難しい」のでなるべく失敗したくないところです。
僕たちの場合は、コンセントの数や位置は最初に工務店が標準的なもので提案してきてくれましたが、アパート暮らしのときにけっこう延長コードや電源タップを使ってダサくなって見た目もゴチャゴチャになってしまっていたので「コンセントはとにかく多めにまんべんなく付けてもらおう」と決めていました。
費用とのバランスも大事
とにかく多めにと書きましたが、もちろん追加した分だけ費用がかかります。我が家は最終的に工務店が最初に提示した倍以上の数のコンセントを設置しましたが、コンセントの追加だけでプラス10万程度かかりました^^;
このため、もともとつけたかったJIMBOスイッチをあきめらなければなりませんでした。まあその結果パナソニックのアドバンスという安くておしゃれなスイッチに出会えたので良かったんですが(笑)。
各部屋で使う電気器具などを想像しよう
今持っている電器器具をどの部屋で使うのか、どの位置で使うのかなどをよく考えて設置箇所を検討します。
「どの位置で使うのか」というのは、具体的には以下のようなことです。
- 床に置いて使う(例:足元をあたためるヒーター,電気カーペットなど)
- 棚の上で使う(例:電器ケトル,電子レンジなど)
- 収納や棚の中で使う(例:コードレス掃除機や電気シェーバーの充電器など)
でもそれだけでは足りない
とはいえ、今持っていない電器器具で新しく導入することになるものがあるかもしれませんので、余ってもいいのでとにかく多めにコンセントは設置したほうがいいです。
「ここには要らないだろう」と思っているところに限って必要になるケースもあります。
たとえば我が家の場合でいうと、リビングの掃き出し窓のそばに2口のコンセントがあります。ここはふだんは使っていませんが、先日のクリスマスのときに電飾つきのクリスマスツリーを置く場所がここしかなく「コンセントあってよかった~」というエピソードがありました。
我が家のコンセント配置例
LDK
ダイニングテーブルの端っこに2口のコンセントが1つあります。下の画像のいちばん奥です(白飛びしていて見えませんが)。
ここは今のところ誰も座りませんが、iPadをつねに充電しながらスタンドに立てて置いています。
パントリー 兼 妻の作業スペース
つぎは妻のパソコンを置いている作業スペースですが、下の画像をご覧いただくと机の上と足元にコンセントがあるのが分かります。このように同じ場所でも位置を変えて複数置くと何かと便利です。
また、パソコン関係のコードはこの画像では隠れていますが、さらにもう1つコンセントがあり、インターネットのケーブルもここから出ています。
ランドリールーム
ランドリールームは洗濯機はもちろんですが、アイロンを使うので作業台の上にもつけました。 それから、写真にはうつっていないですが、収納の中にもコンセントがあり、このおかげでダイソンのコードレスクリーナー(V10)をつねに充電することができます。
View this post on Instagram⋆ ===== 【ランドリールーム】 ===== 主人がまるでカタログのような ライトの写真を載せ続けてますが。 ここでお部屋の写真を(・∀・) ⋆ 私の1番の要望だった、 #ランドリールーム です! まだ洗濯機もないし ホスクリーンやパイプが付いてませんが、 すでにお気に入りの場所に*1 ⋆ クロスは… 壁紙が#トキワ のTWP2644 クッションフロアが#サンゲツ のHM-1116 です。想像通りで大満足です! 内容詳細はまたいつか♡ (*⁰▿⁰*)*:.✧ ⋆ ===== 妻の記録˙³˙ )ノ” ===== #家づくり #家づくり記録 #平屋 #平屋暮らし #間取り図 #注文住宅 #マイホーム #マイホーム記録 #新築一戸建て #ローコスト住宅 #狭小住宅 #一戸建て #新築 #庭付き一戸建て #こだわりの家 #マイホーム計画中の人と繋がりたい #laundry #洗濯室 #ランドリースペース #部屋干し #洗濯 #ホスクリーン #スロップシンク #TOTO #クロス #壁紙 #アクセントクロス
ところが……床で衣類乾燥機を使う予定だったのになぜか床にコンセントを設置するのを忘れるという大失敗!
引渡し後に発覚したんですが、工務店に相談して作業台の板にコードを通す穴を空けてもらいました。これでなんとか乾燥機も問題なく使えるようになりました。
ロフト(僕の趣味部屋)
さいごに、僕の趣味部屋であるロフトです。
写真の中央奥にある棚の左下(暗くて見えませんが)に、3口のコンセントが2連設置されています。PS4・テレビ・レコーダーなどを使うため多めにしました。
これ以外に重要なのは屋外です。屋外にコンセントがあると照明器具や高圧洗浄機など屋外で作業するときなどに便利です。
注文住宅でコンセントの数や位置を検討するときのまとめ
- あとで増やすことはできないので多めにまんべんなく
- でもそれなりに費用が増えるのでバランスも大事
- どこでどんな電気器具を使うのかを想像する
- ふだん使わなくても突発的に必要になる場所もある
延長コードや電源タップを使わずに済むよう計画的に検討しましょう。くれぐれも工務店が提示してきた案で納得してしまわないように注意。住むのは工務店の人ではなく自分自身です。同じ間取りでも住む人によって効率的なコンセントの数・配置は違うはずですからね。