やっと家づくりの記事を書いたんだね!
家族間のコミュニケーションも大事だが子どものプライバシーも大事
最近多く採用されているのが、リビングやダイニングを通らないと子どもが自分の部屋(子ども部屋)に行けないという間取りです。もっと極端な場合は、リビングと子ども部屋(を含む居室)がドアで隣接していて、自分の部屋のドアを開けたらリビングがあるという間取り。
たしかにこれなら子どもがいつ帰ってきたのか、部屋にいるのかどうかが把握しやすくなります。また、リビングを経由するので家族間の会話・コミュニケーションも確保できますよね。子どもが小さいうちはそれでいいのかもしれません。子どもがこっそり家から抜け出す心配もないので親の立場から見ても安心ですね。
やがて子どもだって一人になりたい時期がやってくる
でも…自分がその家の子どもの立場だとしたら、この間取りってものすごくイヤじゃないですか?小学生ぐらいまでならまだいいかもしれませんが、思春期である中学生~高校生にもなると帰ってきて誰にも顔を合わせずに部屋にこもりたくなることもあるでしょう。また、ドアをはさんでいるからといっても部屋の中で音を立てるとリビングに聞こえそうじゃないですか?落ち着いてくつろげないような気がします。
実際、僕が実家で暮らしていたときは、2階が自分の部屋と妹の部屋でしたが、玄関を入ってすぐ階段があってそのまま部屋に行くことができました。別にそういう間取りだったからといって、家族とのコミュニケーションが薄かったわけでもなく、適度にプライバシーが確保されていて良かったと思います。もちろん食事のときにはダイニングで顔を合わせて会話をします。
間取り決めでは子ども部屋の配置は重要
自分も妻にもそういう思いがあったので、自分の家づくりをするときにまず間取りを決めましたが、子ども部屋・主寝室とリビングは離してもらい、子どもが直接自分の部屋に行くことができるようにしました。
こちらが実際の我が家の間取り図ですが、玄関入って右のドアを開けるとリビング、左へ行くと各居室となっています。平屋でもこのようにキレイに分けることができます。まあ土地の形状の問題で、トイレが玄関付近ではなくリビングを通らないといけないところにあるんですが(笑)。
当然、土地の広さや形状、予算の関係などでそういう間取りにできないかもしれませんが、間取りを検討するときには子ども部屋の配置はとくに気をつけたほうがいいように思います。
ちなみに我が家の間取りはリビングとランドリールームの間にウォークインクローゼット(ファミリークローゼット)があります。今はここに子どもの服もかけていますが、息子が小学2年生ということもありまだ自分の部屋を使っていません。自分の部屋を使うようになれば、そちらにもコンパクトなクローゼットがあるので、そちらに服を移動させるつもりです。