自宅の部屋をおしゃれなカフェ風にしたいという願望をもっている人は少なくないでしょう。「男前インテリア」という言葉もありますが、男性的な雰囲気をもつ部屋というのは、好きなモノに囲まれどこか落ち着ける空間、というイメージがあります。
しかし、一口に「男性的」といっても、自分の趣味や性格・好みなどによって最適なインテリアスタイルは変わってくるはずです。また、女性の方でも男性的な部屋に憧れをもつという人もいるでしょう。この記事では、インテリアスタイル系統別に特徴やポイントをご紹介したいと思います。
男性的なインテリアスタイルまとめ7選
ブルックリンスタイル
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ブルックリンスタイルは60年代のヴィンテージ感が感じられるスタイルで、おしゃれなカフェなどによく見られるスタイルです。特徴としては、使い込んだ風合いの無骨な家具が使われていることが多く、アイアンのフレームの黒やヴィンテージ感のある木材の濃い茶色などがキーカラーです。
- 白・黒・濃い茶色が基本カラー
- 照明器具のフレーム素材は金属に
- スチール・アイアンを使った無骨な家具(ベッドなど)
- 荒削りな木材やレザーを使った家具(TVボードやソファなど)
- フォトフレームなどは黒ブチが◎
- 工業的な雑貨
- 全体的に落ち着いた雰囲気
- コンクリート(風)・レンガ(風)の壁
- 植物を多めに配置
ブルックリンスタイルの基本は「歴史・年代を感じさせるヴィンテージな風合い」と「ゆったりと落ち着いた雰囲気」です。なかなか難易度が高いスタイルかもしれませんが、統一感を意識した空間にするとよいでしょう。最近ではニトリのような量販店でもヴィンテージ感のある家具が揃っていますよ。
ミニマルスタイル
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モノをできるだけ少なくシンプルな空間にしたいという人はミニマルスタイル。白をベースに家具や小物は最小限にして、無機質にまとめるのがポイントです。また、さきほどのブルックリンスタイルとは正反対に、現代的または未来的な雰囲気を意識しましょう。
- 白を基調とした洗練された雰囲気
- シンプルで直線的なデザインの家具・照明器具
- 家具の色は統一する
- 雑貨は近代的なデザインのものが◎
- 生活感が出ないように注意
- ガラス素材の家具(テーブル・棚など)
ミニマルスタイルのキーワードとなるのは「シンプル」「モノを少なく」「未来的」といったものです。難易度がやや高めのスタイルとなります。
インダストリアルモダンスタイル
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インダストリアルモダンスタイルは、さきほどのブルックリンスタイルとミニマルスタイルをかけ合わせたようなイメージのスタイル。つまり、無骨だけどシンプルでモノが少ない空間です。ちなみに、インダストリアルとは工業的・産業的といった意味の言葉です。
- 金属やコンクリートなど硬派な素材の家具・照明
- モノトーンとの相性が良い
- 生活感がない空間
- カーテンよりもブラインドのほうが雰囲気が◎
ブルックリンスタイルとミニマルスタイルの中間という立ち位置のため、どちらかに近づきすぎたくない or どちらかに飽きてしまって少し雰囲気を変えてみたいという人にぴったりなのがインダストリアルモダンスタイルです。
カルフォルニアスタイル
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西海岸の開放的な雰囲気が感じられる家にしたい人には、カリフォルニアスタイルのインテリアがおすすめ。白とブルーを基調とした爽やかな空間に、アメリカンな素材の家具や雑貨をたくさんディスプレイしましょう。
- 壁や床は白またはベージュをベースとしてナチュラルで明るい雰囲気に
- 使用感があったり、デニム系の家具が似合う
- 海を連想させたり、ポップなデザインの雑貨・小物を多く配置
- 観葉植物もたくさん置いてOK
- カーテンはブライドか帆布素材のものが合う
カリフォルニアスタイルは雑貨・小物を多めに置いてディスプレイを楽しむ空間にすることが重要ですが、その配置のテクニック・センスも問われます。ただモノを散らかしているだけにならないように気をつけましょう。
北欧スタイル
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暖かみのあるナチュラルで現代的な雰囲気が特徴の北欧モダンスタイル。家具は明るめの木材で統一し、モノが少ないすっきりとした空間にするのがポイントです。その落ち着いた空間に雑貨やテキスタイル・観葉植物を配置していき、リラックスできる部屋にします。
- 壁は白く明るいのが理想
- 床や家具の木材は明るめの色(パインやメープルなど)で統一する
- 観葉植物も適宜配置
- 植物がモチーフとなっている布を使えば一気に北欧感がUP(ソファなど)
- 家具は丸みを帯びている(直線的でない)デザインのものが◎
壁は白なのが鉄則なので、自己所有の住宅だけでなく賃貸住宅でも採用しやすいインテリアスタイルです。
アジアンスタイル
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エキゾチックでリラックスできる空間を楽しみたい人にアジアンスタイル。おもに東南アジアのリゾートホテルがイメージされるようなスタイルですが、目指す国によってイメージが変わるので、ゴチャゴチャにならないように注意しましょう。
- ラタンやバンブーなどの素材が使われた家具
- 木材は濃い色のものを意識しよう
- 黄色く落ち着いた印象の照明
- エスニック柄のファブリック(ラグやカーテンなど)
- アジアン雑貨は地域を統一
リゾートホテルをイメージしているため、いかにリラックスできる空間にできるかがインテリアの鍵となります。落ち着いた色の家具や照明などを選びましょう。
和モダンスタイル
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日本の伝統的な内装といえば畳ですよね。これに直線的なモダンな家具などを組み合わせると和モダンスタイルになります。他の外国的なスタイルと違い、和のスタイルでは「座って過ごす」空間であることを意識してインテリアを作り上げる必要があります。
- テーブルやソファなどは低めのものを選ぶ
- 和紙や竹など日本の素材が使われている家具
- 茶色の使い方で爽やかな空間にも落ち着きのある空間にもなる
- モノは多すぎないほうがモダンな雰囲気になる
また、完全な和室でなくても、畳が一部だけ敷かれているスペースや、和風な雰囲気の照明などの家具があれば和モダンといえるえしょう。