カーテン費用はけっこう大きい
「カーテン費用」とは
家づくりを進める中で最初に見積もりシミュレーション表を作ってもらったのですが、そこで気になったのが「カーテン費用」。「建築費用」はざっくりまとまって1,000万円台だったんですが、そこから不自然に独立している「カーテン費用」という項目。このカーテン費用ですが、見積もりシミュレーションの中では25万円という表示でした!
「カーテンってこんなにするんですか?」
と思わず聞いた僕。工務店の社長さん曰く、
「カーテンはオーダーメイドのカーテンという想定です。それと、カーテンレールの費用も含まれているので、とりあえずこの金額です。カーテン屋さんにご案内しますので、そこで選んでいただくことになります」
つまり、カーテン費用とは
- カーテンそのもの
- カーテンレールの費用とその取付の手間賃
で構成されていることになります。
結局、我が家のカーテンはすべて既製品に
なるほど。でも、別にカーテンにそんなにこだわりがあるわけじゃないし、お金は別のところに回すか、家づくり全体の費用を抑えたいなと思いました。
「カーテンはニトリとか無印でシンプルな既製品のやつにして費用を抑えたいんですが……」
ということで、カーテンには極力お金をかけたくない旨を伝え、我が家のカーテンはすべてニトリなどで既成品を買い揃えることになりました。
カーテンとセットで考えないといけないのが窓
カーテンを既製品サイズの中から選択して窓をカバーする必要があるので、窓のサイズによっては、既製品のカーテンが合わずオーダーメイドカーテンを作らないといけなくなります。
リビングを開放感のある空間にしたい!と超大きな窓にしてしまうのは考えものです。もちろん大きな窓でも既成品で間に合うものもあります。
窓は家づくりの割と序盤に決めるものです
カーテンを選ぶのは家づくりの最後のほうです。カーテンどころか、カーテンレールの取り付けも、我が家の場合は完成見学会を開催した次の日とかだったので、本当にギリギリまでカーテンはつきません。
ところが、窓は家づくりの前半には決めてしまわないといけないものなので、ここでよく考えずに窓を決めてしまうと、いざカーテンを選ぶときに後悔することになるかもしれません。
重要なのは窓枠の大きさとカーテンレール
ところが、カーテンを選ぶ際に重要なのは窓枠の大きさだけではありません。なぜなら、カーテンは窓に直接取り付けるわけではないからです。
カーテンはカーテンレールに取り付けますよね。カーテンと窓枠の大きさが微妙に合わなくても、カーテンレールの選び方でうまくいく場合があります。
ちなみに、我が家の場合はカーテンレールも「黒」ということ意外こだわりがなかったので、いちばん安くてシンプルな黒いものにしてもらい、さらにコストダウンができました(笑)。
ローコストを考えるなら、カーテンは早く決めてしまうのが吉
既製品のカーテンの寸法を調べる
ということで、
たとえば、ニトリの既製品カーテン(ドレープ)だと以下のような寸法で展開されています。
- 幅100×丈110cm
- 幅100×丈135cm
- 幅100×丈140cm
- 幅100×丈178cm
- 幅100×丈190cm
- 幅100×丈200cm
- 幅100×丈210cm
- 幅100×丈220cm
- 幅100×丈230cm
- 幅150×丈178cm
- 幅150×丈200cm
もちろん他のお店では微妙にサイズ展開が異なるので、気になるカーテンがあったらサイズ展開をチェックしておきます。
カーテンありきで窓を決めるのもアリ
本来なら、窓→カーテンという順番で決めるのですが、できるだけ費用を抑えたい場合には「具体的にこの商品!」というものがなくても、購入するお店だけでも早めに決めてしまっておいたほうがいいかもしれません。
窓の打ち合わせのときに「ニトリの既製品カーテンをつけたいと思ってます」などと伝えることで、それが付けられる窓を提案してもらえると思います。
大したことないようで意外と値段が大きく変わってしまうカーテン。あまりお金をかけたくない場合は既製品が取り付けられるような窓を選びましょう。
既製品なら気分や季節によって気軽に取り替えができる点もいいですよね。