FUJIFILM X-S10にViltrox AF 33mm F1.4 STMをつけてドライブ&散策してきました。
タイトルにあるAgfa Optima 200は、さまざまなフィルムシミュレーションのカスタムレシピが紹介されているアプリ「Fuji X Weekly」の中にあったものの1つで、今回はそのレシピ通り(下記参照)に設定をカスタムした状態で撮影。
フィルムシミュレーション | Provia |
ダイナミックレンジ | DR100 |
グレイン・エフェクト | 弱 |
ホワイトバランス | Auto, -1 Red & -1 Blue |
ハイライト | -2 |
シャドウ | +2 |
カラー | −2 |
シャープネス | 0 |
ノイズリダクション | -3 |
ISO | 6400まで |
露出補正 | +2/3〜+1 |
FUJIFILM X-S10+Viltrox AF 33mm F1.4 STMでフィルムシミュレーションAgfa Optima 200で撮影した作例
さて、ここからは作例を紹介していきたいと思います。
僕は目が強い光に弱く、すぐに頭が痛くなってしまうため外出するときは基本的にサングラスを着用しているのですが、影時も着けっぱなしにしてしまっていたので露出が思っていたのと違う写真もいくつかありました。
せめてシャッターを切るときぐらいは外しておかなければ……。
絞りは基本的に開放。
上のフェンスの写真は日陰だったのではじめから問題ないのですが、日なたでも開放で撮りたいのでNDフィルター(ND16)を着けています。
でも、NDフィルターを着けているのにはもうひとつ理由が。
X-S10はそもそも動画を撮影するために選んだ機種だったのです。
この記事には写真しか載せていませんが、動画もたくさん撮影しました。
動画撮影時はシャッタースピード優先オート(Sモード)で撮りますが、撮影する動画のフレームレートが24fpsなので、シャッタースピードは1/50程度。
NDフィルターなしの場合、ここまでシャッタースピードを下げるとF値(絞り)を上げる(絞る)必要があり、背景をぼかしにくくなるのでNDフィルターを使用するというわけです。
写真を撮るときは絞り優先オート(Aモード)で撮影しています。
フィルターとえいば、NDフィルターのほかには、ケンコーのブラックミストNo.05というソフト系のフィルターも装着しています。
逆光の場合や照明を撮る際にとくにソフトな印象にしてくれるフィルターなのですが、日中の真上からの光だとほとんど効果が得られないようです。
Agfa Optima 200で撮影してみた印象としては、やはりFuji X Weeklyで推奨されているとおり、少しオーバー気味に撮ったほうがスッキリと爽やかな写りになるようです。
ただ、シャドウが強くなるよう設定しているため、露出補正を0またはアンダー気味にするとコントラストが強くなり、これはこれで夏の雰囲気を表現するには良いのかなと思いました。
参考になれば。