新居の引渡しも済んで、いよいよお引越し。気になるのが、これから長い間付き合いをしていくご近所さんへのごあいさつ。賃貸のときとは違い、よほどのことがない限りは一生その家に住み続けることでしょう。ご近所づきあいをあまりしたくないとか、インターホンを鳴らしてあいさつをするのは緊張するという人も多いと思いますが、最初が肝心。
もちろん引越しのあいさつのときには手ぶらで行くわけにはいきませんよね。何をお渡しすればいいのか?今日はおすすめの引越しギフトをご紹介したいと思います。
そもそも引越しのあいさつって必要なの?
引越しのあいさつのイミングは?
引越しのあいさつはできれば「事前」がいいと思います。引越しの当日に大きなトラックが行き来するなど騒がしくなってしまい迷惑をかける可能性が高いためです。事前にあいさつに行けた場合は、引越しの予定日とともに「当日はうるさくてご迷惑をかけてしまうかもしれませんが…」ということを伝えておくといいです。
遠方からのお引越しの場合は事前に行くのは難しいので、そういったときは引越しの「当日」でもやむを得ないでしょう。
引越しギフトの相場は?
お祝いやお礼の品ではなくあいさつの品(粗品)なので、あまりに高いともらったご近所さんも気を遣ってしまいます。1軒あたり500円~1000円程度で十分でしょう。
ウチの場合は、約600円の洗剤・スポンジセットを5軒に配ったので合計約3,000円といったところです。
引越しギフトを選ぶポイント
上記の相場をふまえ、さらに引越しギフトを選ぶときのポイントは以下のようなものです。
- どんな人でも日常的に使える・食べるもの
- いくらあっても困らないもの
- 残らない(消費してなくなる)もの
- 好みによってはまったく使われない可能性があるものは選ばない
たとえば、インテリアグッズなどは家の中の物が増えてしまいますし、人それぞれ好みがあるので避けましょう。
好みといえば、香りの強いものも避けたほうがいいかもしれませんが、食器用の洗剤で香りがついているぐらいなら問題ないでしょう。
引越しなどのご近所あいさつにおすすめギフト8選
真空パックのお米
お米を食べないという人はあまりいないので、喜ばれるギフトです。真空パックのお米なら未開封の状態で約6ヶ月持ちますし、ギフト用として売られているお米は名前やメッセージを入れてもらえる商品が多いです。
サランラップ・ジップロックのセット
台所で使う日用品として、サランラップとジップロックがセットになったギフトもあります。サランラップは誰でも使ったことがあると思いますが、ジップロックは自分で買って使ったことがないという方もけっこう多いです。あなたのギフトをきっかけにジップロックの魅力に気づくかもしれません。
こちらの商品はかわいいねこのデザインがあしらわれたギフト用のセットです。
食器用洗剤・スポンジのセット
同じく台所で使う食器用洗剤・スポンジのセット。よほどこだわりのある場合でなければ、ふだん使っている洗剤と違っても困るという人はあまりいないと思います。価格帯も500円~1000円のセットが多め。
お菓子の詰め合わせ
お菓子を選ぶときのポイントは、賞味期限の長いものを選ぶということです。焼き菓子などがちょうどいいです。好き嫌いが分かれそうなものより、オーソドックスなものがいいと思います。
おしゃれな包装のトイレットペーパー
ただのトイレットペーパーだとあまりに味気ないです。ギフト用にかわいいデザインの商品が数多くあるので、その中から選ぶのがいいでしょう。
こちらの「ZOOレットペーパー」は、かわいい動物のデザインが特徴。小さいお子さんがいると思われるお宅にごあいさつに行くときは喜ばれそうです。
安心の今治タオル
タオルは実用的でいくらあっても困らないものです。相手の好みが気になるという人は真っ白なタオルを選ぶとよいでしょう。
ふきん(キッチンクロス)
こちらも実用的ですが、ふきんはさまざまなデザインがあり選ぶのに時間がかかってしまいそうですね。シンプルなものでもよいでしょう。
自治体指定のごみ袋
日常的に使うものといえば、ごみ袋ですよね。ごみ袋は自治体ごとに指定の袋があるので、近所のホームセンターやスーパーなどで探してみましょう。上記で紹介した品物と一緒に入れてお渡しするのもいいと思います。
ご近所さんの年代や家族構成に合わせて無難な品を選びましょう
地鎮祭や上棟などのときに一度あいさつ回りをしている場合は、近所の方々がどんな方かある程度分かっていると思います。ご主人のだいたいの見た目の年齢や小さい子どもさんがいるかどうかなど。
もちろん回ろうとしているすべてのお宅で同じものに統一してもかまいませんが、それぞれのお宅ごとにどんなギフトをお渡しするか考えるのも大変ですが楽しいですよ。
何にせよ、これからずっとそこで生活していくために、引越しのあいさつはしっかり済ませましょうね。